UFC 330オッズ:AIモデルとブックメーカーが割れたポイント
UFC 330のオッズ対AIモデル。ブックメーカーはダーン、ターナー、フェルナンドを支持するがモデルは異を唱える。最大はトビアス対フェルナンドの28ポイント差だ。
我々のAIモデルとスポーツブックはUFC 330をめぐって意見が割れている。それも穏やかにではない。土曜のフィラデルフィア大会の12試合のうち5試合で、モデルの勝率と、我々が追跡する25のブックメーカーのコンセンサス確率との間に17ポイント以上の開きがある。1枚のカードとしては相当な乖離で、しかもそれは興味深い場所に、両タイトルマッチを含めて集中している。
数字の性質について先に断っておく。モデルの勝率はイベントページに表示されているものと同一で、マーケット側の数字は我々のオッズフィードにある全ブックメーカーの平均インプライド確率だ。両者が食い違うとき、どちらかは間違っている。両方を公開する面白さは、土曜に答え合わせができることにある。これはマーケット観察であって、ベッティングの助言ではない。
ラファエル・トビアス対ルーカス・フェルナンド:28ポイントの大峡谷
カード最大の乖離はアーリープレリムにある。マーケットはルーカス・フェルナンド(13-3)をラファエル・トビアス(14-2)に対して70パーセント前後に置く。モデルは完全に逆で、トビアス58パーセント。28ポイントの開きだ。
モデルは何を見ているのか。トビアスは23歳で6歳若く、UFC以前の実績で上回る。そしてフェルナンドのUFCでの数字は、モデルが重視するポイントでことごとく醜い。被有効打は1分あたり4.73発、自身の有効打はわずか1.87発、UFCではまだ一度もテイクダウンを切れていない。トビアスは3月のデビュー戦でディヤル・ヌルゴジャイに判定で敗れており、マーケットが見ているのはおそらくそこだ。モデルの判断はこうだ。無敗の有望株を相手にした一度の不出来なデビューは、フェルナンドの統計プロフィール全体よりも証拠として薄い。
注目すべきことに、ラインは逆方向に動き続けている。トビアスはインプライド確率40パーセント前後でオープンし、今や30を割り込んだ。我々のモデルがこのカード最大のスリーパーと評価するファイターから、マーケットは逃げ出しているのだ。
マンスール・アブドゥル・マリク対ダスティン・ストルツファス:87対60
ブックメーカーはマンスール・アブドゥル・マリク(9-1-1)をダスティン・ストルツファス(16-8)に対して約87パーセントの、カードで最も強気なフェイバリットとしている。モデルは勝者には同意するが、その確信度にはまったく同意しない。60パーセントだ。アブドゥル・マリクは1分あたり4.9発の有効打をもらい、打撃防御率は40パーセント。そして3月の試合はユスリ・ベルガルイに3ラウンドでKOされて終わった。脆いフェイバリットもフェイバリットではあり得る。だが1対8であってはならない。
マッケンジー・ダーン対ジリアン・ロバートソン:モデルは挑戦者を選ぶ
写真: Canal Faixa Preta / CC BY 3.0コメインこそが見出し級の対立だ。マーケットは王者マッケンジー・ダーン(16-5)を68パーセント前後で支持する。モデルはジリアン・ロバートソン(17-8)を52.5パーセントのフェイバリットとする。つまり我々のモデルは、この試合でブックメーカーの反対側に立っている。
その根拠のほぼすべてがグラップリング、本来なら王者の領分のはずの分野だ。ロバートソンのテイクダウンは1試合平均2.76回対ダーンの0.93回、成功率は40パーセント対ダーンの18パーセント、さらに打撃の手数と防御でもダーンを上回る。彼女は5連勝中で、その中には2024年にダーンを破ったアマンダ・レモスへの判定勝ちも含まれる。このマッチアップの全容は今週前半に分解した。
ジェイリン・ターナー対カウエ・フェルナンデス:もうひとつのサイドスワップ
形は同じで、差は小さい。マーケットはジェイリン・ターナー(15-9)を60パーセント前後に置き、モデルはカウエ・フェルナンデス(11-2)を58とする。モデル最大の単独ドライバーは打撃防御だ。ターナーは1分あたり4.54発をもらい防御率41パーセント、対するフェルナンデスは被弾1.42発で防御率62パーセント。マーケットが覚えているのは12月のエジソン・バルボーザKOという直近の記憶で、モデルが覚えているのは直近5戦2勝3敗という事実だ。
イスラム・マカチェフ対イアン・マチャド・ギャリー:勝者は同じ、確信度はまるで違う
メインイベントの乖離は17ポイント。ブックメーカーはイスラム・マカチェフ(28-1)を78パーセント近辺、モデルは60.5だ。ここにサイドスワップはなく、ただ王者の安泰度がずっと低いだけだ。モデルは16連勝とキャリア勝率97パーセントを評価した上で、年齢(34.8対28.7、マカチェフには統計的ピークを過ぎたフラグが立つ)とサイズ(イアン・マチャド・ギャリーにリーチで4インチ、身長で5インチ譲る)を差し引く。マーケット自体も同じ方向にじわじわ動いており、オープン時のおよそ80パーセントから現在は78になった。
乖離は5つ、うち2つは完全なサイドスワップで、その2つはいずれもブックメーカーが楽勝とみなす試合だ。土曜がすべてを採点する。結果はリアルタイムでイベントページに反映され、ピックエムで自分のピックをモデルにぶつけることもできる。